お知らせ
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本年度も祝辞を述べ、成績優秀者への至誠会賞贈呈を実施することが出来ましたことをご報告いたします。
4月6日の入学式にも参加予定です。

 

一般社団法人至誠会 代表理事 齋藤麗子


東京女子医大卒業式 祝辞

  卒業生の皆様 ご卒業おめでとうございます。
今までの大学での勉強、実験や実習、そして臨床実習と卒業試験、医師国家試験など様々な苦労を乗り越えて、本日この日を迎えられて、さぞ晴れやかなお気持ちのことでしょう。
ご出席の保護者の皆様にも、この日を迎えられたことには心からお祝を申し上げたいと思います。
また、これまでの至誠会へのご協力、ご支援に感謝申し上げます。
お嬢様と共に最近の東京女子医大と至誠会に関しまして、いろいろ心を痛められ、ご心配されましたことにつきまして、大変申し訳なく思っております。
私は3年前の六月に新しく代表理事を仰せつかりました昭和五〇年卒の者です。現在は体制の新しくなりました至誠会の改革に取り組んでいるところでございます。昨年から大学との関係も元にもどり、卒業式に参加できましたことをとてもうれしく思っております。
卒業生の皆様は入学された学生生活の初めの時期はコビット19の拡大のさなかで、通学や勉学にもそしてクラブ活動なども自由にできない時期を過ごされたのですね。制約の多い中での経験は、今後何かの形で生かされるものと思いたいです。
 皆様は学生の時は準会員として、卒業後は正会員として至誠会に加わっていただいています。また、今後の海外留学や研究などでは至誠会として様々な助成を行っておりますし、会員向け研修会のお知らせもホームページでお届けしています。卒業生には全国の医療機関や研究施設、行政機関などで頑張っている先輩も多くいますし、子育てと仕事の両立をしながら活躍している先輩もたくさんおります。皆様からのさまざまなご相談を受けられる体制を今後も強化してまいりたいと思います。
 この二月にはトリノ・オリンピックが開かれ、日本選手の活躍でにぎわいました。メダルを得た選手の方たちへのインタビューで、必ずこの言葉を耳にいたしました。「メダルを取れたのは自分の力だけでなく、多くの方たちの支えがあったからです」と周囲の人たちへの感謝の言葉がありました。
いよいよ、卒業生の皆様もこれから医師としてスタートいたしますが、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れないでください。
私が卒業しましたのは51年前、半世紀前となります。全国の医師の中で女性医師が占める割合がまだ、たった一割の時代でした。今は女性医師の比率も増加し、珍しがられることもない時代となり、皆様も様々な分野でご活躍されることと思います。
私達昭和50年卒のクラスは60歳近くになってからは毎年クラス会を全国各地で開催しています。若い頃は仕事のことや子育ての話題でしたが、後期高齢者となりました最近は、親や夫の介護のことや、開業をいつ終わろうかとか、病院を子供に託したとか、自分の病気治療のことなど話題が変化してきましたが、会えば学生の頃の名前で呼び合ったりしています。今ここにいらっしゃる卒業生の皆様も6年間苦楽を共にした仲間は一生の仲間です。お互い励ましあっていきましょう。
そして、どうかこれから医師として多くの経験を積んでください。そして自身の健康を大切にしながら、医師として長く活躍されることを願っております。
 今日の良き日にあたり、卒業生の会である至誠会代表としまして、お祝いを述べさせていただきました。
 令和8年3月14日
一般社団法人至誠会 代表理事 齋藤麗子

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