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お知らせ
至誠会をめぐる報道に関して 第2報
至誠会をめぐる報道が続いています。至誠会会員の皆様、学生の皆様、さらに世間をお騒がせしてしまっていることを大変申し訳なく思っております。

1.報道の対象は岩本絹子氏が会長を務めていた時代の推薦入試であること

当会は2023年4月の臨時社員総会において、岩本絹子氏を会長から解任しました。

現在の報道は、あくまで岩本氏が至誠会会長と女子医大理事長の両方を務めていた時代の「至誠と愛」推薦入試を対象としたものです。

当会の資料を確認したところ、受験者からの審査前の寄付金の受領が確認されていますが、当会の推薦や合否に直接影響していたかどうかまでは、現状は不明と言わざるを得ません。第三者委員会の報告をお待ちしているところです。

他方で、2024年度の「至誠と愛」推薦入試は、現理事会が運営しており、受験者からの審査前の当会への寄付金はすべてお返ししております。

体制を一新した現理事会は、以前の寄付金についてはなんらあずかり知らないことですので、誤解のなきようお願いいたします。

当会としましては、事案の早期解明を実現すべく、第三者委員会に全面的に協力し、真相の解明を進めているところです。

2.岩本絹子元会長解任後の当会と大学の関係について

当会は、2023年4月に岩本氏を解任し、同年6月に理事体制を一新しましたが、岩本氏がいまだ理事長を務める東京女子医科大学の理事会は、同年7月頃、大学理事会において「東京女子医大は至誠会と縁を切る」と表明し、一方的に当会との関係解消を決議しました。そのため、今後の「至誠と愛」推薦入試も終了しています。

現在、当会としましては、女子医大のガバナンス改善に協力するとともに、一刻も早い大学との関係修復を目指しておりますが、新一年生については至誠会の準会員の手続きはまだ行うことが出来ていません。

今後は卒業生の会としてホームページでの至誠会活動の情報公開や、至誠会第二病院の赤字縮小、病院経営の立て直し、公衆衛生事業の継続、看護学校を盛り立てるといった方法で、さらに女子医大の学生や若い卒業生への支援などを続けていきたいと思っております。

一般社団法人至誠会会長 齋藤麗子