元々「至誠会ポイント」とは、2017年に始まり、東京女子医科大学の同窓会である当会の活動に、会員がどれだけ参加したか、数値(ポイント)で表現し、「公益活動への参加」という観点から、至誠会員に対して運用が開始されました。
しかし、2018年頃から「至誠会への寄附金額に応じた至誠会ポイントを付与する」というルールが導入され、2019年、当会の元会長である岩本氏が東京女子医科大学の理事長に就任した後に大学の教員人事評価において、通常の選考基準に加えて、卒業生にだけ至誠会ポイントを用られるよう定着されていきました。
現体制では、このような寄付金のルールは断じて容認できませんので、令和5年4月の岩本元会長の解任後、6月末の新理事会発足後はこのような寄付金のルールは不適切と考え、中止とし、使用しておりません。現在報道されているポイントや寄附金の要請は、あくまで旧体制下での制度でのことでありますので、誤解のなきよう、お願いいたします。
ご存じの通り、現在第三者委員会の調査が行われており、当会としては、そちらに全面的に協力をしております。詳細については、今後まとまります第三者委員会の報告内容をご覧いただければ幸いです。
一般社団法人至誠会会長 齋藤麗子